ヨシ蚊帳織ふきん　大判サイズ

鵜殿産（うどの）のヨシから繊維を採取してオーガニックコットンと混紡糸を作り、使いやすいふきんを作りました。
ヨシ繊維は天然の抗菌力があり、奈良県の伝統技法である蚊帳生地にして、乾きが早く濡れていても臭いがしにくいふきんです。
ふきんに通常使われる糸と比べ細い糸を使い、握力の弱い小さなお子様からお年寄りまで絞りやすく設計しました。
蚊帳生地を2枚重ねて適度な強度と乾きの早さを実現しています。
サイズも大きく食器やグラスにもお使いいたける布巾です。

大阪府の高槻市と枚方市の間にまたがる淀川のほとりに在る「鵜殿ヨシ原」は他の地域にはない良質なヨシ（葦）が取れることから、日本オーケストラとも称される雅楽で使う篳篥（ひちりき）という楽器に使用されています。
古くから宮内庁に献上されてきて、平安時代から続く、日本の無形文化遺産をこの鵜殿のヨシが支えています。
ヨシ（葦）は古事記や日本書紀にも登場し、神話の中では世界はヨシから始まったと記されており、ウマシアシカビヒコジ（ 宇摩志阿斯訶備比古遅 ）という神さまの名前がついています。
ヨシはその生命力と邪気を払う力があると考えられており、神社の屋根葺きやお正月の破魔矢、チマキなどに利用されてきました。
このふきんは、鵜殿ヨシ原を今後も残していく活動の一部として企画製造しました。

鵜殿のヨシふきんを通じて、日本の歴史や文化、自然環境や生態系、またその製造や伝統技術を知るきっかけになったり、鵜殿ヨシ原自体を多くの方々に知っていただけたら幸いです。　
高槻のお土産としてだけでなく、新築お祝いや引っ越しの挨拶等のギフトとしてもお使いいただけると幸いです。

サイズ　約58X58㎝　
組成　経糸 綿100％　横糸 ヨシ（葦）30％＋オーガニックコットン70％　
洗濯、乾燥により約13％収縮します。
蚊帳生地を使っています。製造過程ででんぷん糊を使用しますので、ご使用前にしっかりと水やお湯につけて糊を落としてからご利用くだい。
お届けはメール便になります。